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祝祭!舞台フェスティバル
神奈川県立青少年センターリニューアル記念公演
モローラ ――灰
台本・演出 ヤエル・ファーバー 出演 ファーバー・ファウンドリィ
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あらすじ・・・・・・・・・・・・
(南アフリカでは、残虐な人権侵害の加害者が、その犠牲者を前にして、罪に対する赦しと引き換えに野蛮な行為の詳細な証言を行う「真実和解委員会」が数多く開かれた。「モローラ」は、その委員会を思わせる舞台で上演され、過去と現在が往来する。)
「真実和解委員会」。妻クリテムネストラが机につき、夫アガメムノンに娘イピゲネイアを殺された復讐として夫を殺したことを証言し、傍聴人の目の前で過去が再現される――
父アガメムノンが母クリテムネストラに殺されるのを目撃した娘エレクトラは、弟オレステスが成長し、復讐をしてくれるようになるまで山に逃がす。クリテムネストラはオレステスがどこに隠れているかを聞き出すためにエレクトラを拷問する。17年後にオレステスは戻り、素性を隠してクリテムネストラにみずからの死を偽って告げる。 エレクトラはオレステスと復讐を誓い合う。オレステスはまず義父アイギストスを殺す。次に母クリテムネストラを殺そうとするが、やり遂げることができない。エレクトラが斧を奪い、クリテムネストラを殺そうとするが、コロスの女たちが彼女を押さえ、斧を取り上げ…。 |
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「モローラ」劇評・・・・・・・・・・・・
成功している古典作品のすべてがそうであるように、「モローラ」は現在についての作品だ。この作品は、復讐より正義、死より生、過去の困難より未来への希望を選択することによって、ギリシア悲劇が問いかける「何がなされるべきか」という質問に答えている。コロスは南アフリカの普通の人々の象徴である。突然現れるギリシアの神ではなく、彼らこそが暴力の循環を終わらせる賢者なのだ。(アメリカンシアター 2003.10月)
ファーバーは、アパルトヘイト政権や反テロリズム戦争を暗示しながら、復讐と報復の循環を描きだす。神話と現代がここでは見事に共存している。(ハンブルガー・アーベントブラット2004.8.28)
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