[プロフィール]
アルバン・ベルク四重奏団は、実力、人気ともに世界最高の賛辞を集め続けて揺るぎない存在である。20世紀の大作曲家アルパン・ベルクの名を冠していることに象徴されるように、ウィーン古典派から新ウィーン学派に至る音楽を中核に、古典から前衛まで幅広いレパートリーを持っている。完璧で圧倒的な表現力は多くの作曲家の創造意欲を刺激し、ベリオ、シュニトケ、リームら、現代の優れた作曲家たちが彼らのために作品を書いている。
CDもその多くが“決定版”と評価され、世界中でも30もの賞を受けている。なかでも『ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集』は売り上げ100万枚を突破している。
《写真右から:ギュンター・ピヒラー(第1ヴァイオリン)、ゲルハルト・シュルツ(第2ヴァイオリン)、イザベル・カリシウス(ヴィオラ)、ヴァレンティン・エルベン(チェロ)》